消費税UP前の住宅駆け込み需要
2014年4月からの消費税UPを前に住宅販売をはじめとする一部の業界では、色々と動きがあるようですね。
政府が3月に発表した情報では、2013年の9月末までに契約した住宅は消費税率は現行の5%で済むとのこと。
2014年4月からは8%に上がる予定ですが、住宅等の大きい買い物では3%の差は非常に大きいですよね。
3,000万円の3%は90万円ですから。
90万円あれば家具一式揃っちゃうくらいの金額。
これは増税前に住宅の駆け込み需要が起こるってのも納得ですわ。
さらにアベノミクスの影響で不動産の価格が上昇するとの見方も強いです。
今不動産を購入するのはここ数年では一番ベストな時期なんじゃないでしょうか。
私はちょっと予算不足で住宅は買えそうにありませんが、友人は結構検討している人もいるみたい。
本来はまだまだ一戸建てやマンションを買う時期ではないのだけど勢いで購入してしまう層もありそうですよね。
でも住宅関連の衝動買いはオススメ出来ません。
大抵ローンを組むのが当たり前ですが、ローンを払える見込みがないのに契約してしまったのは後々生活が破綻しかねないですからね。
確かに増税前の9月末までの住宅購入はチャンスであると思いますが、計画はしっかり立てましょう。
住宅購入だけではなくマンションの修繕や内装工事なんかもこれが適応されるみたい。
不動産業界にとってはある意味特需になるのかもしれませんね。
一戸建ての派の人もマンションの派の人も素晴らしい住宅をこの機に手に入れてくださいね♪
いや~それにしても3%の増税は様々な業界に波紋を呼ぶでしょうね。
既存の価格にそのまま3%価格を上乗せして御客さんが納得するかといったらそうではないと思います。
198円のものを203円とかに値上げってちょっと現実的じゃないかと。
198円だからこそお得感があるのですから。
スーパーなんかの小売業界は薄利多売が常識ですから、3%の増税は結構響いてくるとおもいます。
どうやって対処するかは企業の腕の見せ所でしょう。
私は不動産業界ですが、特需が終わってからの売れ行きが心配ですねぇ。
地デジ導入の時の液晶テレビみたいに翌年の売り上げが一気に落ち込んで辛いことになりそう。。
それを避けるためにうちの会社でも新サービスやら広告展開を色々と考えているみたいです。
末端の私は上からの命令にただ従うだけですが、さてどうなるでしょうね。
とりあえずは9月末までの御客さんの動きを見極めて今後の展開を練るしかないかな。