独身者が持ち家を購入することについての是非
20代後半になってくると、賃貸ではなく持ち家を購入する人も増えてきます。
その頃になってくると結婚して家庭をもったり、貯金がある程度溜まってくるためでしょう。
持ち家を買うのは既婚者だけの話、という印象がありましたが、独身者でも持ち家を購入する人もいますよね。
私の友人にも2人ほど独身でマンションを購入している者が実際にいます。
どちらも完全な投資用ではなく住居用として購入しています。
1人は今は賃貸に出しているようですが、もう1人は1人で住み続けている様子。
その住み続けている友人は「持ち家があると結婚に有利だから」理論を持っているようなんですよ。
確かに不動産を保有しているという点は魅力的かもしれませんが、それは現金資産とかとの割合によるかと。
不動産を持っていたとしても現金資産が少なければ、あまり意味がないような気がします。
また、不動産は簡単に現金化できませんし、どういった地域にどういった間取りの物件か、という点によっても左右されますよね。
そうなると独身者が持ち家を持つことに対するプラスの面をなかなか感じることが個人的には出来ません。
独身のうちは身軽な賃貸を方が良いんではないかと。伴侶となる人が見つかったらその人と一緒に探せば良いし。
子供が出来たのであれば、また話し合って子育てをする地域を選びなおす方が満足度は高いんではないかと。
終の棲家を独身者のうちに決めてしまうのはなかなか難しいと思います。
投資用として賃貸や民泊に利用するっていうなら話は別ですが。
独身で家を持つのは自由ですが、メリット面を期待して購入するならばちょっと考えなおした方が良いかもしれませんね。
私としては持ち家は結婚してからで充分だと思います。不動産投資の経験を積みたいっていう思いはちょっとありますけど。
不動産は何度か購入経験がないと、目当ての物件を探して出し購入まで至るのは難しいと思うので。
未婚率が高まっていていて、今後は独身で持ち家を持つケースがもしかしたら増加するのかもしれません。
地代の安い地方に持つというケースも考えられますし。この辺は個人的にも興味があるので世の中を動きをチェックしていこうかと。