マンションの機械式駐車場事情
最近の車が幅が広くなりすぎて困りもんですね。
海外でしか売れないから海外事情に合わせるのはビジネスとしてはわかりますけど、日本の道路事情は5ナンバーベースで作られているらしいので明らかに最近の車はオーバー幅すぎる。
あとはSUVやハイト軽が流行っているので全高も高くなってきましたね。
そうなると難しい問題なのが機械式の駐車場問題。
マンションの備え付けの駐車場ってのは都市部だと大体機械式です。
機械式の場合全幅1,850mm、全高1,550mmってケースが私の知る限りは多いです。
全高の設定はもうちょっと高いマンションもあるけど、全体の一部だけってパターンが多いですからね。
今売れているトヨタのSUVであるRAV4なんかも幅1,850mmあるから入らない。
ちょっと大きくたっていいじゃない?ってのはほとんどのマンションでNGですね。管理側の責任問題になりかねないのでまず許してくれません。
車検証に全幅ははっきりと記載されているので、ごまかしはきかないですね。
こういった事情があると都市部で車を保有するというハードルはほんと高いなぁと感じます。
都心に近づくほど輸入車の割合が高くなりますが、そういった輸入車は青空駐車したくないという事情もあります。
そうなると室内保管であるタワー型や地下にある機会式になるわけです。
でも上記したようにサイズの問題がある。高級タワマンなんかはカイエンやウルスみたいなサイズの車にも対応しているのかもしれませんが、全戸分はもちろんないでしょうし、賃料も半端ないでしょう。
月7~8万とかになると流石に躊躇する人がほとんどなはず。
最近気になる車としてはメルセデスの新型CLAがあるんですが、これも全幅がかなりUPしました。
確か現行型は1,780mmだったと思うのですが次期型は1,830mm。
1,800mmが日本の道路事情では限界という説もあるので、あっさり1,830mmにUPしてしまうのは悲しい限りです。
まぁグローバルで自動車を販売しているメーカーが日本の道路事情を考慮してくれるわけがないのはわかりますけど。
中国なんかは後部座席が広くなきゃダメみたいな風潮があるらしいですからね。国によって優先順位は色々です。
理想としてはでっかいガレージのある一軒家に住みたいけど、都市部で住むとなると現実問題マンションになるので駐車場の問題には今後も頭を悩まされそうです。